おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2016年の始まりは台北から⑦

3日目は元日。うんと早起きして、昨日に続いて龍山寺に初詣に行く。


6時半頃には着いたが、前日の早い夕ご飯から約12時間が経っていて、あまりにもお腹が空いていたので先に朝ごはんにする。

駅からお寺に向かう途中の屋台で魚のすり身団子の入ったスープとビーフンにした。両方で50TWD

スープはあっさり魚の出汁の味で量がたっぷり。ビーフンは皿にざっと盛り付けてから醤油ベースの細かい肉が入ったタレをかけ、最後にちらっとすりおろしニンニクを載せてある。



温まってお腹も満足したところで龍山寺へ。

お寺の中では、朝の読経の真っ只中。

黒い法衣に身を包んだ信者のおばさん、おばあさんたちが声を揃えて歌うように節をつけてお経を唱えている。石畳に座り込み、上体を地面につけて祈るひとたちもいる。

朝のお参り。

赤いろうそくが幻想的。


これが龍山寺だと思っていたので、昨日のごった返したありさまが一日中続くわけではないことを確認してほっとした。

去年の4月に買った水晶のブレスレットの効力が、さすがにもうなくなっているだろうと思い、新しいものを買う。

買ったあとに今までつけていたブレスレットを外してお店のお姉さんに処分してくれるよう言ったら、「お線香の煙の上で3回まわしたらまたエネルギーが復活します。」と教えてくれた。えーっ、そんなこと知っていたら、最初からそうしたのに‥と思ったが、気を取り直して新しい方はお土産にすることにした。

龍山寺で出会った猫。最初は警戒心もあらわに、目をらんらんと見開いてこっちを見ていたが‥

アイコンタクトで挨拶をしていると、だんだんリラックスしてきて目を細め、ゆっくりまばたきまでしてくれた。

よく見ると舌をしまい忘れている。


龍山寺を出たあとは次の予定、台北駅前の香港飲茶店「添好運」まで少し時間つぶすことに。

本当はランチで行きたいところだが、4月にこの店の激混みを体験していたので、事前に詳しくリサーチして、開店直後の10:00を狙うことにした。

1人なのでそうたくさんは頼めないが、テイクアウトをしたかったのも目的の1つ。

早めに着いたので、開店の10:00ちょっと前まで隣のカフェで待機して、開店直前に列に並んだ。30人くらいは並んでいたが、店のキャパは相当あるので 問題なく中に案内された。


ここの飲茶は「世界で一番安いミシュラン1つ星のレストラン」というのが売りで、去年の春に香港から台北に進出してきて評判になっているらしい。

味は結構濃く、これが本格飲茶なのかというと??という感じなのだが、k大きな蓮の葉で包んだおこわが気に入っている。

定番中の定番の、「メロンパン生地のチャーシュー饅」、「エビ入り腸粉」、「マンゴースープ」を頼んだ。

厨房の様子

チャーシューまんはアツアツの出来立てが3個来る。

カリッとしたメロンパン生地を破ると、甘辛いチャーシューたっぷりのあんが入っている。

でも1人で3個は結構ヘビーかも。

エビ入り腸粉は、テーブルでサービスする際にタレをかけてくれる。

中にはプリプリのエビがゴロゴロ入っていて満足。


デザートはマンゴーのスープ。

濃厚で、グレープフルーツ?っぽい果肉も入っている。

蓮の葉で包まれたおこわはテイクアウトに。

お店の外観。