おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2019年 香港で迎える「令和」①

「来年のGWは改元の関係で10連休になる(かも)」と、昨年10月にニュースで見た時点でLCCの香港行きチケットを購入してしまったために、もしかしたら一生に一度しか見られないかもしれない「めでたいばかりの改元行事」をリアルタイムで見られなくなったという話。


10連休4日目の福岡空港は思ったほど混んでおらず、なかなか開いていないというKALラウンジもオープンしていてプライオリティパスのお客でもOKということだったので、話のタネにショボいと評判のラウンジに入ってみる。

ここはKALのフライト時間に合わせた時間帯しか営業しておらず、今回は10:00過ぎに入ったところ「10:45までですが良いですか?」と聞かれた。

ハナからここに長居するつもりはないので、気にせず入ることにする。

入ってみると、となりのカードラウンジと比べると3分の1くらいの狭さで確かにかなりショボく、ラウンジ内にトイレすらない。

ちょっとだけいいのはお酒類が置いてあることくらいか。

アサヒスーパードライ、キリンラガーの缶がたくさんあったほか、ウイスキー、日本酒、赤白のワインがあったので、冷やしてある白とおつまみ系のナッツ、チーズおかきをチョイス。

そのほか軽食系ではどん兵衛肉うどんのミニ、個包装になったパウンドケーキがある。どん兵衛をすするおじさんがひとり。

充電環境もあまりないように見えた。

お酒は無くともカードラウンジの方がなんぼかマシと思い、ワイン一杯で早々に移動することにする。


その後搭乗時間までをカードラウンジで過ごす。

こちらも10連休とあって出発時期が分散したからか年末ほどは混んでおらず、充電コンセント付きの席をすぐに見つけ、野菜ジュースとナッツを数回おかわりしながらメールチェックと読書をして過ごす。

今回は出発前に電子書籍を5冊買っていたので、前に買って読んでいなかった数冊と合わせて読もうと楽しみにしてきた。


ホントはこういう時こそ源氏とか枕草子がいとをかしなんだけどね。


福岡空港カードラウンジで。ナッツと野菜ジュースの組み合わせが好き。

2019年 旧正月の釜山④

目的はスキンフードの「ブラックシュガー」シリーズのブースター(美容液)購入。

スキンフードはもともとあちこちに路面店があるほか、ロッテデパートなどにも入る韓国ではメジャーな化粧品メーカーだったが、一年ほど前に経営破綻し、会社更生法の適用を受けたタイミングで店舗数をかなり絞ったらしい。

今回は出発前に友達からだいぶ店舗が減ったことは聞いていたが、いつも行く南浦洞のロッテデパートと南浦洞のメインストリートの路面店は無事に開いていたのでひとまずホッと安心。

目指すブースターを2本購入したが、いつもびっくりするくらいもらえる試供品が全くもらえなかったほか、商品を入れる袋は、ブースターが1つしか入らない小さなもので、かさばるので1つにまとめてくれるよう頼んだが袋はこの一種類しかないと言われた。だいぶ心配になってきた。

次に来る時までお店があればいいけれど…


実は今回釜山に来た目的の1つが、ポケモンGOでポケモンをたくさん捕まえて、ジムバトルもたくさんやる事。

南浦洞の駅からチャガルチ駅に近いところまでメインストリートを歩いてポケモンを山のようにゲットしたほか、ジムバトルをして大事にしているハピナスとケツキングを留学(私の造語です。ジムに配置したっていうこと。)させ、ついでに国際市場でおみやげ用のクルミまんじゅうを購入。

いつもひそかに感動するのが、相当メジャーな店のはずなのにこのお店の人たちはいつ行っても一生懸命におまんじゅうを作って一生懸命に包装しているところ。

待っている間に出来立てのクルミまんじゅうをまるまる1個試食用としてくれるし、コーヒーもサービスしてくれる手厚さにもほっこり。

お店はびっくりするくらい狭く、店に入れるお客はどう見てもひと組が限度な感じ。

今回も清々しい気持ちで買い物をしてお店を後にした。


黙々とクルミまんじゅうを焼き続けるおじさん


黙々とクルミまんじゅうを包装するおばちゃん


クルミまんじゅう屋さん



その後さらに歩き続けたところ、屋台が連なる狭い路地で賑わいといい香りにつられてニラチヂミとお茶がわりのおでんつゆを紙コップにもらってで一休み。

ニラチヂミ 3,000W


屋台メニュー



帰りに釜山駅前のパリバケで夕ご飯用にガーリックトースト、コンビニでチキンとソジュを購入しゲストハウスに戻って早めの夕食にして早寝した。

夕ご飯用ガーリックトースト、コンビニチキンとソジュ

茶色いなあ…

2019年 旧正月の釜山③

…とゲストハウスのベッドでここまで書いたところで、同室の20代前半くらいの可愛い女の子がべっこう飴を持ってきてくれた。

砂糖だけで作った韓国の伝統的な飴らしい。

女の子は2人組で二段ベッドを上下で使っている。飴をもらっておもわず「謝々」と言ってしまい、慌てて今度は「Thank. You」と言い、「ありがとう」と言い直したらむこうも目を白黒。

でも私が日本人だとわかったようで、びっくりするくらいはにかみながら「私たち明日は対馬に行くんです!」と日本語で教えてくれた。

しかし、いったん早めに眠って12時前に目が覚めた際、女の子たちは結構なボリュームでおしゃべり中で、なかなかどうして盛り上がってすごかったのでちょっとだけ注意したら、すぐに静かにしてくれた。

これもドミトリーあるある。


2/10

今回もまた期せずしてdTV三昧となった。

お正月休みの最後くらいから見始めた「オクニョ」という韓国宮廷時代劇がいよいよ佳境に入り、三連休で最後まで見たかったので、帰ってからのお楽しみに最後の2話だけを残して念のため6話分ほど出国前にダウンロードしておいた。

クライマックス近くということもあり、そして次は!次は!という感じで面白かったのもあるが、せっかくの釜山1日目の夜から2日目の昼過ぎにかけて6話をイッキ見してしまい、残り2話も何とかダウンロードできないかいろいろやってみて結局できずがっかりした。(もともとdTVは海外では開けないしくみ)

そんなこともあって、早朝にここ最近釜山ではまっているミルミョン(釜山式冷麺。麺がラーメンのような小麦麺なのが特徴。)を食べに出たほかはゲストハウスのベッドでダラダラ過ごし、午後になってやっと行動開始。


早朝のミルミョン

震えながら食べる。


ゲストハウス近くの商店街