おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2015.8 釜山の夏休み①

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お盆休みを利用して釜山へ。

今回もほぼノープランで行くことにしたが、1日だけは現地の友達と会うことにした。

釜山で唯一の友達である、日本人のNちゃん。


彼女と知り合ったのは2014年のお正月。

1年くらい前から数回泊まっていた日本人経営のゲストハウスで、年越しの宿泊客に日本のおせちを振る舞うイベントをやると聞いて、何となく面白そうなので参加してみることにした。

お客として行ったのだからおとなしくしていればいいのに、ここでもイロイロと口出ししたい病が出て、年越し蕎麦の準備やおせちの盛り付けの段取り、お雑煮のだしや具のことが気になり、ゲストハウスのオーナーに確認したところ、びっくりするくらい準備不足であることを発見。

大晦日の夕方にオーナーと2人でチャガルチ市場に食材を買い出しに行くことになった。

出しをとるための大きな鍋や、おせちの盛り付け用の青味(韓国ということもあり、えごまの葉っぱ)などを買い込んだが、肝心の鰹節が無かったため、市場の中を延々歩き、乾物屋を片っ端から覗いて鰹節を探すがどうしても見当たらない。

諦めかけた時に最後に寄った乾物屋の奥の方に巨大な袋に入った鰹節を発見、なんとか材料が揃った。

そうして迎えた大晦日の夜にゲストハウスの手伝いできていたのが前出のNちゃん。

彼女も含め、宿泊客みんなの手も借りて、オーナーがこの日のために日本から担いできたおせちを大皿に盛り付けた。

並行して私は年越し蕎麦と翌朝のお雑煮の準備開始。

テレビでは紅白も始まっていたが、ゆっくりみる段でないくらい慌ただしく時間が過ぎ、みんなに年越し蕎麦を振る舞い、自分の分のお蕎麦を立って食べ終わった頃に、近所の釜山タワーでのカウントダウンイベントが始まったようでテレビ中継が始まった。

ものすごい騒ぎがゲストハウスまで聞こえてくる。イベントの目玉の花火が見えると聞き、ゲストハウスの屋上に上がってみると、すぐ隣のホテルの屋上から花火を打ち上げているらしく、真上に上がった花火のど迫力に言葉を失った。


‥‥というのが約1年半前の彼女との出会いで、その後LINEアドレスを交換し、釜山で会うのは今回二回目。

今回はランチと夕ご飯をいっしょにということになった。


ランチは彼女のオススメの「ピアノ教室」???

えっ?ランチは? だから「ピアノ教室」。

「ピアノ教室」でランチが食べられるらしい。

しかも行ってみると閉まっていて、また「?」

ところがNちゃんは隣の食堂に行って「ナントカ、カントカッ!」と交渉開始。

すると隣の食堂のおばちゃんが出てきてガチャガチャとピアノ教室の鍵を開けて中に案内してくれた。

どうも経営が一緒らしい。


丸テーブルで待つこと10分くらい。

2人分の定食が運ばれてきた。

メインは青菜のお味噌汁。

おかず数品とキムチ、ご飯。

お味噌汁の青菜はクッタリ柔らかく煮えている。出しが何なのかよくわからなかったが、コクがあっておいしい。

おかずも全て野菜。満足。

これは「ピアノ教室」の後に行った、現地の人たちに人気の居酒屋のパジョンセット。


たっぷりのマッコリ。


お店の中の様子。夕方開店早々に行ったのでまだお客は少ない。