おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2019年 香港で迎える「令和」④

マカオ到着後、ホテルにチェックイン。


港からホテルまでの送迎バスをしばらく待ったため、夕食のためにホテルを出た時にはすでに9時を回っていた。

不夜城のような香港と違い、マカオの旧市街は夜9時過ぎだとほとんど店が開いていない。

ホテルからしばらく歩いたのち、ぽつんと明かりが灯っていたベトナム料理店に入り、牛ひき肉入り麺とレタスの腐乳炒めを食べる。

「香菜抜きで。」と頼むが、お約束のように麺には香菜が入っていてがっかり。


おいしそうな牛ひき肉入り麺。ただし香菜入り…


サービスでいただいた「セージティー」ふんわり甘くておいしい。


あまりにもお腹が空きすぎていたので、何とか探して見つけたお店で食べた香港やきそば。(また!)


翌朝。

半年前のマカオでどこよりもおいしいお粥(わたくし調べ)に出会ったので、今回も早起きしてその店に行ってみることにする。

7:30開店のところ、6:30にホテルを出発、早朝のマカオを散歩しながらグーグルマップを頼りに向かう。グーグルマップでは徒歩15分とあるので、迷いながらでもたぶん30分みれば大丈夫と予想。

マカオの旧市街はカジノやカジノ客のためのホテルが林立する地区と比べると、古き良き植民地時代のポルトガル租界という雰囲気が建物や豊かな緑とあいまって言いようもないほど美しく、早朝のその風景を目に焼き付けながら写真も撮りまくる。


マカオ旧市街。豊かな緑と古い街並み。




目指す成記粥品専家は、 ビルとビルの隙間にテントを張っただけの仮がけの小屋のような店で、間口1メートルくらいだが、午前中の早い時間に行かないと売り切れてしまうほどの人気店だ。

おじちゃんとおばちゃんがお粥とシンプルなおかずだけで勝負している。


建物と建物の間にあるお店。うっかり通り過ぎそう。


開店時間前ではあったが、超フレンドリーでテンションの高いおじちゃんが中に入れてくれて、注文もできた。

肉団子のお粥に油條をたっぷり浸して食べる予定。

加えて今回はテイクアウトもしてみたいと思い、持ち帰り用のジップロックと、スーツケースの中で潰れないようにと軽い容器も持参している。

お粥が来るまでの間、店の外観を撮ろうと外に出るとおじちゃんも一緒に出て来て、店の前でポーズを取ってくれる。

ホントは動画でゆっくり店の周りの風景も撮りたかったが、お客のひとりひとりに話しかけたり、調理したり、次々にやってくるお客を中に案内したりと八面六臂の活躍中のおじちゃんの時間をあまり奪うのもと思い、さっと写真を撮るにとどめた。

そうこうするうちに油條とお粥がきたので早速食べる。


肉だんごのお粥。熱々! 油條もたっぷり。


お粥はだしと塩味が結構きいていてクリーミー。

油條はどこの店よりカリッと揚がっていながら中はむっちり。

しあわせな気分で完食。

食べている途中に注文していたテイクアウトも出来上がっていたのでいっしょに会計して店を出る。


テイクアウトのお粥。冷ましてジップロックに入れ、冷凍して持ち帰る。


お粥屋さんの日本語メニュー。


成記粥品専家で頼んだもの

肉団子のお粥 24

油條 2本 14

テイクアウト

牛肉のお粥 25×2

※肉類は持ち帰れないため、牛肉だけはホテルで食べてしまう。

油條4本 28

合計 117