おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2016年の始まりは台北から⑧

テイクアウトしたちまきを冷蔵庫に入れるため1度ホテルに戻り、占い横町のある行天宮に地下鉄で向かった。


台北ナビに出ていた、日本語通訳がついた女性の占い師さんに、これからの一生を占ってもらった。

一生だから高いよなとは思っていたけれど、ホントに今回の旅行の中ではお茶に次ぐ大きな出費となった。

でも考えてみれば、今初めて会った日本人の一生を占うなんて大変なことをお願いするわけだから、きっと妥当な金額なんでしょうと納得した。

だけど‥台北ナビで事前に仕入れた情報よりだいぶ時間も短い‥。

そこがちょっとばかり不満だったが、あとから考えて、それだけスピーディにわかるようなはっきりした運勢なんでしょう、早くわかるというのもこの占い師さんのスキルの高さなんでしょうと再度納得した。

決定的に悪いことはなにも言われず、結論から言うと、良い人生である、これからも精進しなさいというような内容だった。

占い師さんも、わざわざ高い(少なくとも私にとっては)お金を出して占ってもらいに来る人の心情や背景を慮って伝え方を考えるんじゃないかなと思うので、いい感じで背中を押してもらえたと思った。


占いのあとは南門市場へ。

占いで思いがけなく出費が大きくなったので、ここでの予算は1000TWD。

予算が少ない‥そう思うと買ってみたいものがいきなり増えるのはなぜだろうというのがいつも謎。

充分セレクトして、干し龍眼 600グラム260TWD、ハトムギ600グラム80TWDを購入。その後、地下の生鮮食料品コーナーを見て回る。

見るからにおめでたい、巨大な桃まんじゅう。

お惣菜の数々。地元の人っぽい主婦の方々が主にお買い上げ。

おいしそうだけど、血糖値も相当上がりそう。

お肉屋さん。

八百屋さん。

魚屋さん。


旅行者なので買えるもの限られているが、見るだけでも楽しい。点心を作っている一角があり、おばちゃんが大きな生地を広げて、みじん切りのネギを生地に広げる作業をしていたので、工程をビデオで撮影させてもらう。

ざっと真ん中に載せたネギを丹念に均等に広げ、生地の端から巻いていく。4メートルくらいもある長い生地を巻き終わったら、おじさんも手伝いにやってきて、おばちゃんが包丁で生地を15センチくらいごとに切ったものをバット並べていく。そして通路を挟んで向かいの大きな蒸し器に移して一気に蒸し上げる‥といった工程で、どうも作っているのはネギ入り花巻らしかった。

そのまま2階のフードコートに行って、水餃子ときゅうりのニンニク和えを食べた。

他のお客はみんな水餃子をお皿にてんこ盛り(一皿に20個くらい?)頼んでいるのに、私が6個しか頼まなかったからか、お店のおばちゃん苦笑い。だって、あんまりお腹が空いていないんだもん。予想通り皮がモチモチ、中の餡はあっさり。

水餃子6個30TWD。きゅうり25TWD。


早めにホテルに戻り、夕ご飯はテイクアウトしておいた「添好運」のおこわ。