おばちゃんひとり旅ブログ

協調性ゼロの 営業ウーマンが、週末+αで日本とアジアのごくごく限られた場所をしつこく訪問。
ケチケチ旅行の極意を学び、なんでもない風景の中から「なんだコリャ!」とオドロくものを見つける小さな旅の連続を書き綴ってみました。

2018年 台北にて 2日目 龍山寺にお参り

5:30に起き、シャワーを浴びて身を清め、地下鉄で龍山寺に向かう。

ひと駅なので30分もかからず到着。

龍山寺に入ったのは7時前だったが、すでにごった返している。

赤いおおきなロウソクと、持ち手のついた長い線香一本を買い、いざ、お参りへ。

お坊さんの読経がすでに始まっており、「※かわいい坊さん、かわいい坊さん」と節をつけて唱えているのに合わせ、私も一緒に唱えながら御本尊から順番に反時計回りで回る。

※なワケないだろう!とは思うが、何回聞いてもそう聞こえるんだから仕方がない。


お参りの後、お寺の隣の日用雑貨のお店に行く。

目当ては黒人歯磨き。

家用の大きいのと会社用の小ぶりのと各2本ずつ買う。

そのあとはお寺の横に出ている朝ごはんの屋台を一通りみてから、いつもの肉だんごスープのお店に入る。

肉だんごと柔らかく煮えた大ぶりのだいこんが入ったあっさりスープ+大根餅を「香菜抜きで!」と頼み、店先のガタガタした簡易テーブルで朝ごはんにする。

※香菜は大の苦手。カメムシの味がするので体が受け付けない。

台北のご飯は大好きなのだけど、油断するとすぐ仕上げに香菜を乗せられるのが怖い。わざわざ「抜きで!」と頼んでも、サービスのつもりなのかうっかり忘れてなのか結構な確率で乗ってくるので、仕上げまで見張っておく必要がある。

ここは龍山寺にお参りしたあとの定番なのだけど、安定のおいしさ。




残念なことに、いつも出ていた角のテイクアウト専門のおこわ屋さんが出ていない。こちらも楽しみにしていたのに…

食後は商店街をぶらぶら眺めながら歩くが、シャッターの閉まった店が8割くらい。

なんで?と思ったら「12/31〜1/1はお休み」と書いてある。

あれっ、いつもそうだっけ?と思ったが、前回の年末がどうだったか全く記憶にない。少なくとも今年の夏に来た時は結構ほとんどの店が開いていたような気がするが、こちらもかなりおぼろげな記憶。


地下鉄で一旦ゲストハウスに戻る途中、龍山寺駅の駅ナカのパン屋に寄り、エッグタルトとクリームパンを購入。

ゲストハウスのラウンジのお茶類が切れているのを前日に見ていたので、コンビニでドリップ式コーヒーの5個パックも購入。

エッグタルト、クリームパンともに控えめな甘さの中にもちゃんとした材料で作ってあるのがわかり、とてもおいしい。

地下のラウンジで食べつつ今日最初の日記を書きながら、今日、明日の予定を立てる。

広くて設備が整っていてとても快適なラウンジなのだけど、蚊がいたようで足首のあたりを何箇所も刺されてしまい、痒くてたまらない。

検討の結果、今日は北投温泉に行ってみることにする。

そのほか、お茶問屋さん、南門市場、てきか街、ひとりっぷで紹介されていたおいしいお店いろいろ。

自分でもよう食べるなあと感心するが、それが主な目的なので仕方ない。


ロウソクと線香 20TWD

黒人歯磨き大 59TWD×2、小39TWD×2

肉だんごスープ+大根もち 60TWD

エッグタルト+クリームパン 70TWD

ドリップコーヒーパック×5 125TWD

2016真夏の台北⑥

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最終日の4日目。

目が覚めたらすでに6時。

急いで支度をして、最後にもう一度お寺へ。


勤行を終えてお寺を出る人々


今日初めて発見したのは、お寺で売っている赤いろうそくはリサイクルされているようだということ。

ろうそく立てに鈴なりに立てられたろうそくの溶けたロウはどんどん真ん中の窪みに溜まっていく。それをおばさんが柄杓で汲み上げて大きなバケツにためていく。

これをまた固めてろうそくにしていくんだろう。

どうりで入口のところに売っているろうそくが安いわけだ。

ろうそく2本で5TWD。


ろうそく立て。溶けたロウが真ん中の窪みにどんどん溜まっていく

溶けたロウを集めたバケツ

正面のお供え物台


お寺を出て、すぐ横の路地で朝食。

このパターンも3日目だが、全然飽きない美味しさ。

初日と同じく肉団子と筍のスープ、今日はそれに大根餅も足してみた。全部で60TWD。

鶏ガラスープの優しい味に筍と肉団子が良く合っている。

早朝とはいえ30度近くある外でのご飯。汗をかきながらの熱いスープと大根餅の朝食に大満足。


肉団子と筍のスープ、大根餅


夕べから色々考えて、やっぱり鉄観音とプーアール茶も買っておこうと思い立ち、チェックアウトまであまり時間がないが、先日のお茶問屋さんに向かう。

今度は弟さんの方が接客してくれる。

お兄さんと比べると、少し融通が利かない感じはあるが、やはり自信に満ち溢れた感じ。まずは中級品のプーアール茶を試飲。次に鉄観音の極上品。売る側の勧めかたの鉄板ではあるのだろうが、極上品の味を知ってしまうと、悲しいことにそこからランクを落とせなくなる。ところが、さらに上のランクの鉄観音もついでに試飲させてもらったのだが、こちらはまろやかすぎて独特の香ばしさがあまり感じられなかった。結局、今回選んだその他のお茶が爽やか系やまろやか系だったためテイストが被るかなと思い、香ばしさと味の主張が印象的だった次のランクの極上品の方を購入した。

その他、食事用にプーアール茶も購入。

ゲストハウスに戻ってチェックアウト前に早めの昼食。

こちらも今回2度目になる隣の牛肉麺屋さんで、看板メニューの牛肉麺。関東のうどんのような濃い茶色のスープは牛肉の濃厚なだしで甘辛く、台湾にしては珍しいシコシコした麺が良く合っている。上には厚切りで柔らかい牛すね肉がどっさり。120TWD


牛肉麺


台北駅から高速バスで桃園空港へ向かったが、乗る飛行機がLCCで機内持ち込み重量が10キロに制限されているため、相当久しぶりではあるが、帰りの荷物をチェックインの際預ける羽目になった。値段は安いが台北到着時の入国審査での激混み、LCCならではの遠いはずれにある搭乗ゲートなどを考えると、次は別の航空会社を選ぶかもしれない。


TWD 100 = JPY 332.56

2016真夏の台北⑤

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3日目は予定通り5時過ぎに起床。

今朝もお寺に行くべく6時前に地下鉄の駅に着いたら、日曜だからかまだ始発前でちょっと待機。


占い用の竹の棒が入った金属の筒を一身に磨くおばちゃん

赤いろうそくが幻想的

みんな一身に声を揃えて歌うようにお経を唱える声がお寺を包み込む、不思議な時間

精密な彫刻が施されている

本殿の前にある大きな線香立て

線香立てを撫でながら一周回る人もいるためか、ピカピカに光っている。

象の形の部分もピカピカ

お寺の正面。台北の気候にはこのカラーがよく似合う

柱の彫刻がダイナミック


お参りを済ませて昨日と同じくお寺のそばの屋台で朝食後、一旦ゲストハウスに戻り、シャワーを浴びてしばらく休憩。


その後、食料品を買いに南門市場へ。

お目当ての調味料やら何やらかなりたくさん買い込む。最後に、気になっていた調味料屋さんに、前回買わなかったものを見に行く。腐乳は日本でも買えるけれど本場で買うともっとおいしいかもと思い、試しに買ってみた。150TWD(結局、汁が引っかかって手荷物検査で没収。)


調味料がびっしり

乾燥麹玉

生の麹。開けて見ると良い匂い

お店のお兄さんにピータンを選んでもらう。


店頭にゴルフボールくらいの大きさの白い塊を見つけ、「何ですか?」と聞いてみると、「ライスワインを作るものです。」ということだったので、ああ、麹ね。と思ってこれも買ってみる。甘酒を作ってみよう。1個25TWDを3個購入。

その他ピータンも5個購入。

別に日本で買ってもいいんだけれど、1個10TWDと安かったので(現地だから当たり前だけど)帰りの荷物がさらに重くなるなぁと思いつつ。

久しぶりのピータン豆腐楽しみ。

とにかくここは市場と名がつくだけあって、よそより2割程度は安いことがその後他の店をチェックした結果判明。

ここで買えるものは買っておいたほうが良いようだ。


そのまま迪化街に行ってみた。

ガイドには必ず載っている有名な問屋街だが、行くのは初めて。

布にも小物にもお土産品にもあまり興味がないから足が向かなかったけれど、キッチュな小物や、おしゃれな文房具などを扱う店がたくさんある。(ただし総じて値段が高い。)

お土産用のドライフルーツや、漢方薬の材料を扱う店も延々と連なっている。


燕の巣を売っている


1軒だけ、ぜひ行ってみたかった布を使った小物の店に入ってみる。

台湾で有名なハッカソンという鳥をモチーフにした布を使った小物に惹かれて色々見たが、どれも高くて手が出なかった。色々広げてみたり、ひっくり返してみたりして結局買わない客になってしまった。

今回は、結構買い物してしまったこともあり、もうよっぽどのことがない限り何も買うまいと思い、地下街でワンタン麺と茹でた青菜の醤油ソースがけの夕食を済ませてゲストハウスに戻り、19:00に就寝。


ワンタン麺

茹でた青菜醤油ソースがけ

お店の様子。台北駅に続く地下街

地下街で踊る男の子たち


TWD 100 = JPY 332.56